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体験談:ホメオパシー:鬱と生理不順(2)/Asami

(05/12/2006 Updated)

ホメオパシーとの出会いは、私がこのi-healingのプロジェクトをはじめる重要なきっかけになりました。

「3粒のレメディの奇跡..」〜ホメオパシーとの出会い〜

(前回から続く・・・)

その時私は日本に長期帰国していた。亡くなった祖母の家を整理するためであった。そこは私が生まれ育ち、祖母が80年以上暮らした家。思い出の詰まったものを端から捨てていく作業はあまり楽しいものではない。毎日一人で古家を掃除しているうちに、更に気が滅入ってきた。そんなとき、大学時代の友人伴 梨香(バンリカ)に再開する。

ラジオのディレクターで芸能人に囲まれて華やかそうな仕事をしていた彼女が、突然仕事をやめたところまでは知っていたが、医療関係の本を執筆中と聞いて、椅子から落ちそうになった。バンリカと医学なんて、どう考えても結びつかないのである。そのうち、彼女が没頭している医学とは東洋医学や代替医療であること。そして一番注目しているのはホメオパシーであるとなどを話し始めた。

私はこのときはじめて、ホメオパシーという言葉を聞いた。その時、彼女自身の体験談も聞いた。詳しくはこの時彼女が執筆中で、翌年2002年に発行された『ホメオパシー、海・森・大地の見えざる医師たち』を読んで頂きたい。以下はその前書きの一部である。

”ホメオパシーは、ボディ、マインド、スピリットという人間のすべての面を対象にすることができる治療法だと聞いていました。腹痛を、花粉症を、攻撃的な性格を、不安神経症を、大切な人との死別の哀しみを癒したというような体験談は、いくらでも転がっていました。(途中省力)そのうちに、わたしはどうしても観察者ではなく、当事者としてホメオパシーを体験してみたくなり、専門家にセッションをして欲しいと頼んだのです。わたしはそのころ、身体にも、メンタルな面にも解決しなくてはならないような問題はなかったように思ってました。しかしホメオパス(ホメオパシーの治療士)はわたしとのセッションでわたしの心の奥深くに癒されるべきものを見いだしたのでしょう。わたしは心の奥深くに作用するレベルのあるレメディを処方されました。まるで目覚めながら夢を見せられたかのようでした。レメディを口の中に落とし、1分とたたないうちにそれは始まったのです。目の前のごく日常的な風景は、生き物のようにゆがみ、うごめいて見えました。そしてわたしは、そこにあるはずもないものを見、発してもいない自分の声を聞き、覚えているはずもない記憶を呼び覚まされたのです。それはわたしの心の奥底にひっそりとしまいこまれていた、深い悲しみの記憶でした。"

私が近況を話すと、バンリカは、私にもホメオパシーのセッションを受けてみてはどうか?と勧める。病気でもなければ、なんとなく鬱というだけである。当時の私の感覚ではそれは医者、治療士などに相談するレベルのものではないと思っていた。しかし、バンリカの場合は、自分では何も問題がないと思われたのに、自分でも気がつかないレベルの問題が解決し、その後とても調子が良いという。彼女が言うまでもない。私の知っているバンリカは頭が回転が速くて、てきぱきとコトをこなす強い女というイメージ。仕事が出来なかったり、さぼったりしたら、頭から怒鳴られそうで、後輩にはなりたくないかも・・・ってなイメージ。ところが目の前にいるバンリカは、落ち着いた物腰の穏やかな優しい女性なのだ。いったい彼女に何が起こったのか?そんな興味も手伝って、彼女の勧めるホメオパスに会ってみることにした。

ホメオパスとのセッションはとても奇妙なものだった。医者に行くときは、症状があって、それを説明するのだけど、私の“なんとなく鬱”は、どこから説明したら良いのかわからない。「あまり気にせず、あなた自身がどういう方かお話ください」と言ったきり、ホメオパスはずっと黙っている。私はとにかく自分が何故ここに来ることになったかの経緯を話し始める。ホメオパスは軽くうんうんと頷いてはいるが、ノートを取るのになにやら急がしそうだ。カウンセラーのように、話を聞いてくれる様子でもない。話がとぎれると、「あなたはどんな子供でしたか?」とか「ご家族は?」とかどうしてそんなことが関係あるのか?というような質問ばかりである。そのうち、「フルーツは好きですか?」とか「寝るときはどんな格好で寝ますか」とか。バンリカの話を聞いて、本を一冊読んでから行ったので、覚悟はしていたが、知らなかったらただのヘンなおじさん?である。

1時間半にもわたるセッション(身の上話といったほうが良いかも)の後に、処方されたのは、直径1ミリくらいの砂糖粒。今日から1日1回3錠飲むように言われる。そのホメオパス方針で、レメディの種類は教えて貰えなかった。

とりあえず最初の一粒を飲んでみる。私もバンリカの見たような幻想が見えたりするのだろうか?とちょっとワクワクしたが、残念ながら何も起こらなかった。それどころか、その夜はささいなことで父と激しい口論をし、おまけに喉が痛くなる。風邪を引いたのかもしれない。

そして・・・

翌日目が覚めたときに驚いた。なんでだかわからないが、とにかく昨日まで頭の中にあったモヤモヤした膜のようなものがどっかに行ってしまったのだ。数ヶ月冬眠していて、そこから気持ち良く目をあけたら、春が訪れていたようなそんな感覚。朝起きるのが楽しく感じたのはいったいつ以来だろう? こう言っても、「気のせいじゃないか?」と思われるかもしれない。 でもあの時、私の中では確かに大きな違いを感じたのである。

そしてそれがただの“気のせい”でなかったことは後日談が物語る。

同日、喉の痛みがまだ残っており、風邪を引きそうな気配。私は風邪を引きそうになると、良く葛根湯を飲んでいた。ホメオパシーはとてもデリケートなもので、コーヒーを飲むとAntidote(効果を抹殺してしまう)と聞いていたので、これはどうしたものかと思い、ホメオパスに電話をした。漢方薬を併用しても問題ないのかを尋ねたかった。電話で状況を伝えると、ホメオパスは「それはきっと風邪ではないと思います」と言う。レメディを飲んだあと、他になにか起こりましたか?と聞かれたので、昨日父と大げんかをした話や、起きたときの気分などを伝える。「それは予想通りレメディが利いてるのだと思います。そのまま様子をみてください。」と言われる。これは今だからわかることだが、喉が痛いのも、感情的になったのも、みなそのレメディの特徴であり、快復に向かうの前のアグラベーション(好転反応)であったのだ。

好転反応はなぜ起こるのかということに関して、現在私が学んでいるホメオパシースクールの学長が面白い例え話をしていた。

例えばある事情で車の製造工場が倒産し、しばらく工場を閉めていたとする。そこを新しいオーナーが買い取って、その工場を再び開始させようということになる。しかし工場は長いこと閉められていたので、機械の上にはホコリがたまり、その掃除から始めないとならない。また長いことストップしていた作業を再開させるのはそれほど容易なことではなく、あちらこちらに問題出て、一時的に工場は大混乱するが、正しい方向に動かそうと皆が努力することにより、そのうち正常に動きを再開する。

身体もそれと同じで、しばらく正常に動いていなかったものをきちんと動かそうとするには、身体は掃除をはじめ、不必要なもの(毒素)を排出させようとする。そうするとその毒素が出ていくまでに身体中を巡り、身体は混乱を起こすが、正しい方向に動かそうと身体が努力し、そのうち正常に動き始めるのである。(なーるほどMake Senseと思ったのでここに記述する。)

それから数日後に生理があった。ここ4年間。ちょうどNYに行ったころから私の生理は狂いっぱなしだった。そのうちホルモン剤を飲むようになり、無理矢理こさせたりしたが、放っておくと、2ヶ月も3ヶ月もないことも珍しくなかった。もう4年もそんな調子だったので、それが普通になってしまっていて、ホメオパスにはそのことを話すのをすっかり忘れてしまった。ところがその日以来32−4日の周期で、ぴったりと始まるようになった。以来5年間、遅れたことはたった一度だけ。これは私の人生では初めての出来事である。身体が正しいサイクルで動きはじめた何よりもの証拠である。

ホメオパシーは訴えた症状だけに効くわけではない。その人の身体が改善の方向に動きはじめると、身体の中の治る必要のあるところが、すべて改善してゆくのである。2年間飲み続けたホルモン剤はいったい何だったのか?私の感情を昂ぶらせる以外に何もしてはくれなかったような気になった。

そしてそれ以来、あの“何となく鬱”はどこへやら?たった3粒の砂糖の固まりが私の体調を劇的に改善してしまったのである。それどころか、私の人生を改善してしまったと言っても良いかもしれない。

人生には時折、自分の力では手に負えないような、自分より大きい何かのパワーに押されてどうしても動けなくなるときがある。そんな気持ちを経験したことがある人は、私のその時の気持ちをわかってもらえるかもしれない。こんな時に、救いとなり手をさしのべてくれるものがこの世の中にあったとは!ホメオパシーはこの先の私の人生をサポートしてくれる素晴らしい医学なのではないか?驚愕と喜びが混ざった興奮状態でに陥った。いったい何が起きたのだろう?私はそれが知りたくて知りたくてホメオパシーに関するあらゆる本を読んでみた。そしてそれから数ヶ月もしないうちに、私はNYのホメオパシースクールの門を叩いたのであった。

(次回につづく...)

i-healingお勧め本
『サイエンス・オブ・ホメオパシー(上)ー理論編ー』by ジョージ・ビソルカス

不治の病、病院ではお手上げと言われた患者達が、救いを求めて世界各国からギリシャに住むビソルカス氏のところへやってきます。数々の奇跡の治療の体験談を交えながら、人間の身体がどうやって癒されていくのをもっとも科学的かつ、理論的にかかれた本です。

日本語版

i-healingお勧め本
『サイエンス・オブ・ホメオパシー(下)ー実践編ー』by ジョージ・ビソルカス
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『新世紀の医学・ホメオパシー』by ジョージ・ビソルカス

ホメオパシーとは何か?をわかりやすく説明した入門編です。

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i-healingお勧め本
『ホメオパシー医学への招待』by 松本 丈二

ホメオパシーの哲学、歴史、実際の使用方法などををわかりやすく説明した入門編です。

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i-healingお勧め本
『ホメオパシー海・森・大地の見えざる医師たち』 by 伴 梨香

i-healingを立ち上げるきっかけとなった、ホメオパシーを紹介してくれた伴 梨香さんの書いた本 。体験談が多く、読みやすい一冊です。

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